ヒュース&ケトナー新製品発表会
昨日はなんと!
Hughes&Kettner 2015新製品、Triamp Mark3発表会にYoshi個人で出演してきました!
発売されたばかりのあのTriamp Mark 3がなんと
じゃじゃん
かっこいい・・・
じゃじゃじゃん
素敵過ぎる・・・
昨日は楽器屋さんや音楽スタジオ等、関係者のみの参加のイベントだった為事前告知がありませんでしたが、この日の為に色々と準備しておりまして
会場が新宿MARZだったの
私の大好きなアパレルショップ、MA*RSの服で参加!
という訳ではないけど、久々にドピンクで出演してきました(笑)
結構長い時間のイベントで、最初は
Hughes & Kettner 社 インターナショナル・マーケット・マネージャーのマーチン・レイクハートさんによる解説(通訳付きです)
これがかなり凄いマニアックな内容で、音のX軸、Y軸のグラフが表示されて、どう音が違うかなどめっちゃ音に対して突き詰めた内容となっていました。
今年で30周年のケトナーアンプの歴史も色々見れて面白かった!
2時間ほどのアンプの解説ののち、この日のもう一人のゲストの登場です。
デンジャー・デンジャーのギタリスト、ロバート・マルセロ氏が新アンプのMark3で弾きまくっていました!
いえい!
当然ながら半端ないギターテクです(゜◇゜)
やっぱり音が素晴らしくいいアンプだなと改めて思った!
そしてよっしーの出番!
昨年の4月からヒュース&ケトナーのTriamp Mark2をずっと使わせて貰っているので、それとの違いや音についてを色々語り。
少し前にTwitterで音作りでスタジオに入ってくると書いたけど
Mark2とMark3を弾き比べしていたのです
日本人アーティストで初めてMark3をお借りして弾かせて頂いたので、これは下手なレポート出来ないなと思い、珍しく真剣でした(笑)
私がデモンストレーションで弾いたのは、前日に発売したばかりの新譜から
『Dearly』
お客さんがみんな楽器関係の仕事の方ばかりで、イスに座っているのでライブとは全く違う雰囲気で面白かった(笑)
いつも使っているMark2ではハイゲインのAMP3にゲインがAとBで二つ独立したチャンネルがあるので、2種類の歪みを作る事が出来るのです。(EQは共通)
だけど、マスターVolも共通の為、AとBで大きな差が出せず、Bをリフ専用の歪みの強いバッキング、Aを歪みの抑えめの歌バックのバッキングで分けていました。
しかし!Mark3は完全にAとBでマスターもEQも独立の為、バッキングでAを、ギターソロでB、と言う使い方が出来るのです!
Mark2の時はAMP2のクランチCHをブーストさせてソロの音を作っていましたが、Mark3ではブースターいらず!
このアンプ一台でかなりの多様な音作りに対応出来るのです。
Mark2ではAMP1、AMP2、AMP3と3CHあって、それぞれにABチャンネルがあったものの、基本的にGainでしか大きく差を付けられなかったのが、
Mark3では完全独立6CHと言ってもいい程の仕様!
全アンプ共通なのはPresenceとResonanceかな。
ほぼ6ch独立なだけあってつまみの数が圧巻!
Mark3は、トッキーが使っているCORE BLADEと私が使っているMark2のいいとこ取りをしたアンプなのですが、
Mark2から取り入れられた特徴
・つまみが完全アナログなので、その場その場で簡単に音の微調整が出来る
(CORE BLADEはつまみの位置をプリセットするので毎度設定を保存するタイプです)
・青く光る!
・音のレンジが広くて、抜ける音作りがしやすい
・歪みの強さはさることながら、クリーンが非常にキレイ!
(他のアンプと比べるとキラキラしたクリーンと言う印象でした)
CORE BLADEのいいなと思っていた所
・ノイズゲートがある!
・上から真空管交換出来る!
・RESONANCEがある!
・チャンネルのプリセットが出来る!
(MIDIを使えばMark2でも出来るけど)
などなど、双方の良い部分が組み合わさっているのがMark3なのです。
音自体は基本的にTriamp Mark2の音なのですが、ブースト機能も加わっております。
ビックリしたのはノイズゲートの精度の高さ!
裏のつまみでノイズゲートのかかり具合をHard〜Softに設定出来ます。
Hardに振り切るともちろん音ががっつりスッキリした感じになりますが
一番Softに振り切った状態だと、音がほとんど変わらないにも関わらず、ノイズがキレイに消え去ってくれます。
一番ハイゲインなAMP3のBでソロ用にゲインをガッツリ上げた状態を作ったのですが、ノイズだけ消えてかなりビックリ!
まだまだ驚きの機能がたくさんあるんだけど、一番凄いのは
使用する真空管の本数をワンタッチで選べる事!
EL34×2本、6L6GC×4本、合計6本のパワー管が備わっていますが、パネル全面のスイッチで使用する真空管を選べます。
しかも、どの種類の真空管を何本使うかなど、かなり細かい設定が可能です。
かなりハイテクノロジーだけど、つまみで即座に細かい音作りが出来る等、アナログの良さはしっかり残っています。
そしてそして
今回新たに加わった機能
じゃん!
青く光るLEDの光量を調整出来ます!((((;゜Д゜)))
ライブ会場など、ライティングの準備中に青く光るのが照明さん的に不都合があるそうで、こんな機能が追加されたそうです。
地味だけど、こんな所まで出来ちゃうのが凄い(笑)
色々語り過ぎて長くなってきたのでこの辺で
私の出番が終わった後は、なんとロブと一曲演奏しました!
曲はDanger Dangerのヒット曲『Bang Bang』
まさかDanger Dangerのギタリストと一緒にプレイするなんて昔は夢にも思わなかっただろうな〜。
この日は真空管6本フルで鳴らしてたんだけど、ホントに弾いてて気持ちよかった!
おかげさまで全く緊張せずイベントを楽しめました(笑)
新発売されたものの、なかなか手の届かないアンプだけど、多分近々リハーサルスタジオで身近にレンタル出来るかも??
私が今一番欲しいアンプです
ではでは最後に
インターナショナル・マーケット・マネージャー、マーチン・レイクハート氏と、
Danger Danger、ロバート・マルセロ氏と!
Yoshi