夏休みの課題・電源ケーブル弾き比べ編
さて、前回の続きです。
電源ケーブルが新しく変わり音はどうのように変化したのでしょうか
と言うマニアック過ぎる内容で、これでいいのかと少し悩んでいる所ですが
音を聴いて貰うのが難しいので波形で判断して貰いましょう。
旧ケーブル➡1.2m、アース無し
新ケーブル➡4m、アース付き
ケーブルのメーカーも変わりました(プラグ&コネクタはそのまま流用)
事前にギターの生音を録音しているので、その音を使ってリアンプしていきます。
※リアンプとは事前に録ったギターの生音を利用してアンプの音色を変えて録音し直す事です。
プレイはそのままで音だけ変える事が出来ます。
アンプはいつものHughes&Kettner Triamp Mark2を使用。
ギターの生音はi/oからそのままPro Toolsに録音。
その生音を再生しながら色々なチャンネルでアンプのREDBOX(ラインアウト)からPro Toolsに録音
録音時の環境はほぼ同じに設定(アンプ電源投入時間やエアコン類)
それではクリーンchでリアンプした時の比較
上が旧ケーブル
下が新ケーブル
アンプのつまみも全く同じにしているんですが、僅かに新ケーブルの方が波形が大きいのでレベルが強いのが分かります。
耳で聴いた感じはほんの僅かしか差がありませんが、音に張りツヤが出ました。
こちらクランチchでの比較。
こちらも同じく新ケーブルのが波形が大きいですね。
歪みchです。
こちらも同じく。
アンプが暖まって来るとパワフルになるので、アンプを冷やしてから電源入れて間もないバージョンで何度か録ってみたのですが、それでも旧ケーブルよりも大きい波形で録れていました!
4mと長くても新しいケーブルの方がパワーがあるって事ですね
面白かったのが、さらに1分後に録り直しただけで波形が大きくなって来たので、アンプの暖まり具合とアンプの音量は比例しているのがはっきりと目に見えて分かった事かな。
明らかに違いがあったのがこれ!⬇
歪みのchですが、弾いていない時に明らかなノイズがあったんだけど、
新ケーブルで録るとノイズが全くない!
上段の細い縦線がパリパリしたノイズです。
下段の新ケーブルバージョンでは全くなし。
何度録っても出ないし、エアコンなどノイズの出やすい条件は一緒。
※念の為書きますが、一度録ったギターの生音のみで何度もリアンプしているだけなのでギターを弾いたのは一度のみです。
やはりアース線があるかないかの違いでここまで違うんだな〜
っと思って気付いたんだけど、
うちの部屋のコンセント、アースがなかった(O_O!)
なのでつまり、アースがあるなし関係なく電源ケーブルの質だけでここまで⬇
ノイズの発生具合が変わるんだな〜と驚き!
おニューにして良かった
それではここでQ&Aコーナー
どうも初めまして。
当方ギター仲間がほとんどいないためYoshiさんの機材関連のブログはめちゃめちゃありがたいです。
自分はジャパンビンテージの、おそらく60年代後半の物と思われるTEISCOのフルチューブアンプを使用しているのですが、スタンバイしてからの使用時間経過による温度の上昇とともにトーンに変化が表れます。
極端に出力が下がるといったことはないのですが、微妙に歪具合
であるとか、Hiの出方が変わっているような気がします。
1つのパワー管が死んだ場合でも動作を継続することのできる最新の技術を駆使したフルチューブアンプであっても熱による微妙な動作の変化といったものはあるのでしょうか?
上に書いた通り、アンプの暖まり具合で全然音が違ってきます!
私の大先輩のギタリストさんは6時間くらい経過したマーシャルの音が好きだと言われていましたね。
あまり熱くなり過ぎると危ないけど、ある程度温めておいた方がいいので、ライブ前は電源入れっぱなしにします。
アンプが暖まって、リハと本番で音圧が違い過ぎてPAさんが焦った事があるくらい誰が聴いても分かる変化はあります。
続いて
題名: クリアな音作りについて
メッセージ本文:
さて本題です。僕の質問はクリアな音を作る。例えばBelive Myselfの歌メロのバックで流れているクリアな音はどのように作っているのですか?僕はコーラスをかけたりしますが、音が揺れたりで納得がいきません。細くかつシッカリしたアルペイジオが物凄く印象的なのですが、あの音の作り方を参考までに教えて頂ければと思います。歪みに関しては3/6の池袋イケベ楽器セミナーで習いました。今度はその逆です。
宜しくお願いします。
中略
Aメロのクリーンの事でしょうか。あれはどうしたんだっけな・・・
私の音作りは基本フラットで音をキラッとさせたい時はプレゼンスを足したり。
ギターやアンプによってかなり変わるのでイコライザの説明はしてもあまり意味がないと思うので、とにかく試しまくる事ですね。
クリーン弾く時のピックアップはフロントかセンターが多いです。
アンプとギターの組み合わせによってはどうしても出ない事があるのでJCなどクリーンがきれいに出るアンプで自分の理想を一度作るのがいいですね。
あとクリーンは弾き方でかなり音も変わるので、弦にピックを当てる角度も大事です。
私は最近バッキングの音圧を出す為にピックを変え、弦に対して平行にピッキングするように変えたのですが、クリーンの音がミッドが強過ぎてあまり好きではなくなったので、以前やってた弦に対して斜め45度に当てる弾き方に戻しました。
個人的にはこっちの方がソフトにキレイなクリーントーンが出やすいですね。
ではでは
夏休みの課題・電源ケーブル編終わります
こんな自己満ブログ、読んでいただきありがとうございました〜